草(クサ)じゃなくて臭(クサ)な生き物 クサガメ

第118回目  クサガメ

 

草(クサ)じゃなくて臭(クサ)な生き物 クサガメ

 

クサガメはオスとメスとで大きさに違いがあって、メスの方が大き

く成長するよ。

また、オスは成長過程で全身が真っ黒に変色していくんだよ。

クサガメは少し臭いにおいがするんだよ。

水温や気温が高くなると(約20℃以上)動きが活発になって、低く

なると(約20℃以下)動きが鈍くなるんだよ。

クサガメは流れの緩やかな河川や池、沼、湖などの水辺に生息して

いるんだよ。

湿地や田んぼなどでもみかけることができるカメなんだ。

クサガメの平均寿命は20~30歳と言われているよ。

クサガメは雑食なので何でも食べるんだよ。

水草や昆虫、カエル、エビやカニなど、その食は幅広いです。

クサガメが冬眠に入る時期は10月下旬から11月上旬

冬眠はいわゆる仮死状態だから、クサガメ自身のエネルギー消費が

抑えられるからと考えられているよ。

クサガメは「草亀」ではなくて「臭亀」で、ブリッジあたりの腺か

らにおいを出すことがあるよ。

6~7月4~11個を産卵して、約2カ月でふ化するんだよ。

 

 

突然ですが、占ってもいいですか?

「カメが出てくる夢」亀を見かけたときは、スピリチュアル的に幸運

が訪れる予兆を意味しています。

「最近、亀を見かける機会が多い気がする」と感じたときは、「何か

良いことが起きるかも」とワクワクしながらポジティブな気持ちで過

ごすのがおすすめです。 よかったね(^^)/

 

 

草(クサ)じゃなくて臭(クサ)な生き物 クサガメ

 

                 第118回目  クサガメ  完

 

 

みそ汁の具や薬味として旨い生き物 ノビル

第117回目  ノビル

 

みそ汁の具や薬味として旨い生き物 ノビル

 

ノビルは、草原や道端で普通に見られるよね。

日本では北海道から沖縄までの山野、土手、道端、畦道や堤防上

など、丈の低い草が生えているところによく自生しているよ。

鱗茎は径15mmほどの球形だよ。

葉は2~4個が根出し、長さ20~30cm、幅2~3mmほどの線形で、

断面は三日月状の中空なんだ。

花茎は40~60cmで葉がつかず、先端に散形花序をつけるよ。

花は白~淡い紅色、花被片は長さ4~6mmの卵状長楕円形で、雄

しべが花被片より著しく長いんだよ。

 

ニンニクのような臭いがあって、鱗茎や若芽を春の野草として食

べられるよ。

野生のノビルを採取する際には、有毒植物のタマスダレ(ヒガン

バナ科)の葉に似ているから、間違えないように注意だよ。

ノビルの鱗茎は白い色をしているが、タマスダレの鱗茎は茶褐色を

しているので見分けることができるよ。

タマネギに似た香りと辛味があって、アサツキとかよりも鮮烈な

香味を持っているよ。

収穫後、時間が経つと辛味が強くなって、香りも悪くなるよ。

休耕地など土壌の養分が十分な場所で育つと、鱗茎がピンポン玉

程の大きさになることがあるんだって。

 

 

鱗茎は酒の肴として生や、味噌汁の具や薬味としても使えるよ。

一年中採取して食べることができるけど、一般的に春が旬である

とされているよ。

 

みそ汁の具や薬味として旨い生き物 ノビル

 

                 第117回目  ノビル  完

黒いボディは神様の使いな生き物 ハグロトンボ

第116回目  ハグロトンボ

黒いボディは神様の使いな生き物 ハグロトンボ

 

ハグロトンボは名前の通り、翅の色が黒いトンボでその黒い翅は

正確には完全な黒ではなくて、わずかに茶色みがかった黒褐色な

んだよ。

翅の幅が狭い事などが体の特徴としてあげられ、胴体部分はメタ

リックグリーンに近い色をしているんだ。

多くのカワトンボ科のトンボと同じく、流れの遅い川の付近で群

れて生活している事が多いみたい。

成虫の体長は57~67㎜で後翅長は35~44㎜、トンボとしてはやや

大型なんだよ。

メスの方がオスよりも若干大きいけどほとんど大差はないんだ。

他のトンボのように素早く飛翔したり、ホバリングしたりせず、

蝶のようにひらひらと舞うように羽ばたき、その際にパタタタと

翅が小さな音を立てるよ。

どこかに止まって翅を休める際も蝶のように翅を立てた状態で4

枚の翅を重ねて綴じる特徴もあるんだ。

ヤゴは体長22~26㎜で体色は淡い褐色。

成虫は5~10月頃まで見られ、特に7~8月に多く見られるよ。

幼虫は主に夜半から早朝にかけて挺水植物などに定位して6~

7月頃に羽化するんだよ。

羽化後の若い個体は薄暗い所を好み、水域から離れては椰子の中

で生活するけど、成熟すると再び水域に戻り明るい水辺の石や植

物などに止まり、なわばりを張るんだ。

 

 

【知ってますか?】 ハグロトンボは、羽を閉じたり開いたりする

姿が人が手を合わせて神様に祈る姿に似ているということから、黒

いトンボは神様の使いとして昔から大事にされてきました。

 

黒いボディは神様の使いな生き物 ハグロトンボ

 

             第116回目  ハグロトンボ  完

季節によって色が変化する生き物  ヤマトシジミ

第115回目  ヤマトシジミ

季節によって色が変化する生き物  ヤマトシジミ 

 

平地の道端や耕作地などに生息していて、幼虫の餌となるカタ

バミが生えていれば都会でも発生するんだよ。

カタバミの葉を食べて育った幼虫は5、6日で孵化して2週間程度

の幼虫期間と6日程度の蛹期間を経て成虫になるんだ。

成虫は背の低い花の蜜を吸うよ。

オスの翅の表側は黒に近い灰色の地に青色が入ってるよ。

メスは黒っぽい色をしているんだ。

翅の裏側は明るい灰色の地に褐色の斑紋が入ってるよ。

翅の縁にそって2つずつの紋が並ぶんだ。

前翅、後翅ともに翅の中央に小さな「く」の字の形をした模様が

あるんだよ。

季節によって色が変化して、低温になると地の灰色が黒に近づい

ていくんだ。

4月~11月ヤマトシジミは春から秋かけて活動しているよ。

ヤマトシジミは飛ぶ力が弱くて、あまり素早く移動する事はでき

ないけど、狭い環境でも十分に育つ事ができるから、道端や庭の

花壇などにも生息する事ができるんだ。

大きさ9~16mm

幼虫の食草であるカタバミの周辺を、地面すれすれにチラチラ飛ん

でいることが多いよ。

 

 

突然ですが、占ってもいいですか?

「蝶が空を飛ぶ夢」夢を見た本人の運気が向上しており、あなたにと

って良い変化が起こる兆しであると考えられます。

蝶が空を飛ぶ夢を見たのであれば、飛んでいる蝶が少数であることが

望ましいと言えるでしょう。

具体的に何頭と決まっているわけではないため、あなたがどう感じた

かで判断してください。

 

季節によって色が変化する生き物  ヤマトシジミ 

 

              第115回目  ヤマトシジミ  完

飛躍力を身を守るために発揮する生き物 インパラ

第114回目  インパラ

飛躍力を身を守るために発揮する生き物 インパラ 

 

インパラは跳躍力が高く、高さ3メートル、幅10メートルに達する。.

これは捕食者であるライオン、チーターなどから身を守るための野

力として発揮されるんだよ。

危険を感じると、群れ全体がばらばらに飛び跳ね、捕食者たちを

混乱させて逃げるよ。

光沢のある赤褐色のコートが特徴です。

男性の細い竪琴の形をした角の長さは45〜92センチメートル

体長120~160センチメートル、尾長30~45センチメートル

体重40~80キログラムで、水辺のサバンナや落葉樹林などに生息

するよ。

乾季になると30~50頭の群れを形成し(200頭以上の群れを形成す

ることもある)食物を求めて放浪するんだよ。

走行速度は時速60キロメートルに達して、食性は植物食で主に草を

食べるけど木の枝、葉、花、果実なども食べるよ。

寿命は12年くらい。

※インパラのいる動物園は日本にはありません(2020年5月現在)

 

 

飛躍力を身を守るために発揮する生き物 インパラ 

 

                第114回目  インパラ  完