細かい歯舌で削るように食べる生き物 カタツムリ

第19回目  カタツムリ

カタツムリは北から南へとほぼ全国的に生息しているよ。

特に活発に見られる時期は多湿な雨期の6月~8月(この時期は繁殖期)

 

 

寒い時期や乾燥の季節は、身を守るため殻の入り口に「エピフラム」という膜を

張るんだよ。

膜には小さな穴が開いているから呼吸が出来なくなる心配はないんだよ。

殻が重いカタツムリが葉っぱに付着出来るのもエピフラムの粘着力のおかげなん

だ。

 

 

体長は5㎜~30㎜程度(成体) 

 

「ツノ」と呼ばれる触角は大小合わせて4本持っているんだ。

触角の先端にある目にはそれ程の視力はなくて、光の明暗を感じ取れる程度なん

だよ。

短い小触角は嗅覚を察知する事ができるんだ。

 

 

口には歯舌があって、細かい歯がびっしり並んでいるんだ。

歯舌はまるでヤスリの様で、えさを食べるときに歯舌を当ててガリガリ削ってい

るんだよ。

 

 

植物コンクリートをえさにしているんだよ(^^)/

コンクリートはカルシウムを含んでいて、殻の修復には必要なんだ。

えさを食べている時に耳を澄ますとザッザッ…など音が聞こえるんだって。

赤ちゃんの場合は、歯舌が未発達だから柔らかい物をあげてね。

 

 

カタツムリはえさの色のフンをします。

色素を分解出来ないから、胆汁や胆のうがない事の表しているんだ。

カタツムリは、えさを、食べたら出す・食べたら出すって感じでどんどん便を

ニョロニョロと、だすんだよ(^-^;

 

カタツムリに塩かけちゃったことあるんだけど・・・(昔々の話)

あの時は、ごめんなさい(._.)

 

 

カタツムリの寿命は種類によって大きく異なるけど、それほど詳しいことはわか

ってはいないんだよ。(15年くらい生きてたって個体もいるんだって)

 

 

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