よく見てみると愛嬌のある顔な生き物 どじょう

第27回目  どじょう

土の中で生きているので「土生」全国各地の河川や池沼、田んぼに生息。

寿命は2年ほどと考えられているよ。

どじょうは魚の中でもとても丈夫で、自宅で飼育するのもとても簡単です。

体が細長くて、種類によっては20cmくらいにまで育つものもいるよ。

 

 

普段は底砂にもぐっているドジョウだけど、夜はとてもよく動き回って、水槽か

ら飛び出すこともあるんだって(^-^;

 

適温は夏は27~31度、冬は10度前後だけど、どじょうは寒さに弱いからヒータ

ーを入れて水温を10度以上にしたほうが元気に育つよ。

半分に切った土管などを入れておくと落ち着くみたいだよ。

 

 

餌は何でもよく食べる雑食性で、市販されている冷凍アカムシとか、生き餌のイ

トメもよく食べるし、豆腐や麩も食べるよ。

 

どちらかというと「食材」としてのイメージが強いどじょうだけど、実は水槽の

中では隠れたお掃除屋さんでもあるんだよ。

とても栄養価が高くて、たった一匹でうなぎと同じぐらいの栄養を持つことを指

した「うなぎ一匹、どじょう一匹」という言葉もあるほど。

 

 

(実話)友達と昼ごはん食べに行ったときの話、友達は「やながわ鍋」食べてて

私に勧めてきたけど、私が変な顔して「いらなーい」って言ったらその後ずっと

機嫌が悪かった。(食べるなんて、そんなって感じだったから(T_T))

あの日は地獄だった(>_<)

 

 

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純日本産の食用どじょうは希少なので、超高級食材として扱われているんだ。

日本にはマドジョウシマドジョウホトケドジョウの三種が主にペット、また

は食用として販売されているんだよ。

隠れやすい場所に好んで住み着いていることが多くて、危険を察知するとあっと

いう間に泥の中に隠れるという習性を持っているから、野生の個体を見つけるこ

とは中々難しいと思うよ。

 

 

どじょうはよく見てみると愛嬌のある顔つきをしている魚なんだ。

口の周りにあるひげは10本程度で、このひげが案外重要なもので、どじょうのひ

げには味蕾(みらい)と呼ばれる味を判断する機能がついていて、このひげで水

底をつつくことで餌と泥を見分けているんだよ。

 

 

なんと、どじょうは腸でも空気呼吸をすることができるんだよ。

だから、肛門からおならのように空気を出すこともあるよ。

スーパーでたまに見かけるときあるから観察してみよっと(´▽`)

 

 

           第27回目  どじょう  完

 

泳ぐことを止めると死んでしまう生き物 マグロ

第26回目  マグロ

マグロは泳ぐことをやめると死んでしまうという話を聞いたことはないかな?

体の大きいマグロは常に大量の酸素が必要で、他の魚たちと違って自分でエラを

動かせないんだ。

なのでマグロはエラ呼吸ではなくて口を開けたまま泳ぐことで海水から酸素を取

り込んでいるんだよ。

泳ぐことをやめると酸素が不足して死んでしまうんだ。

 

 

なんと、眠っているときも泳ぎ続けているんだよ。(大変だね(*_*))

マグロの泳ぐ速度は大体時速7km程度で、他の魚と比べて特に早いということ

はないんだって。

 

マグロの王様ともいわれるクロマグロの場合、寿命は20年から30年以上と、

マグロ類の中では最も長生きします。

ちなみに、マグロの寿命はマグロの耳石を調べることで測定することがで

きるんだよ。

 

 

海で泳いでいるマグロは1匹、2匹という数え方するよね。

でも、これが漁港で水揚げされて魚市場に運び込まれると、一本、二本という呼

び名に変わってしまうんだよ。

マグロは解体された後もサイズによって呼び名が変わってしまうんだ。

 

 

マグロの頭と背骨を取り除いたものの半身の部分は丁と呼ばれるんだよ。

この丁の部分をいくつかに分割したものをころというんだ。

ころの場合、ひところ、ふたころって呼ばれるんだよ。

ころを長細い形に切ったものを冊(さく)といいます。

一口大に切ったものは切れと呼ばれて、一切れ、二切れというんだよ。

 

 

あー、お刺身食べたくなってきた、高級品だから(個人の見解)年一しか食べら

れないよ(>_<)

 

 

マグロは他の魚と比べてサイズが特別に大きいため、その処理の過程でどんどん

呼び名が変わっていくんだよ。

いつか役に立つことがあるかもしれないぞ(^^)/

 

 

 

 

 

                  第26回目  マグロ  完

 

 

皮膚の表面から○○を出す生き物 ハコフグ

第18回目  ハコフグ

ハコフグは、フグ目ハコフグ科の魚でフグのなかまだよ

 

 

フグといえば、強い毒で知られるフグ毒(テトロドトキシン)をもっていること

で有名だけど、ハコフグのなかまは、筋肉も、皮膚や内臓も無毒なんだよ。

 

 

ハコフグは、うろこや皮膚が固い甲羅状になった箱のようなからだが特徴だね。

皮膚にはテトロドトキシンではなくて、パフトキシンと呼ばれる毒があり、捕獲

時などに刺激を与えられると皮膚からその毒を出すんだ(*_*)

 

 

水槽内でハコフグに刺激を与えると(他の魚からちょっかいを出されるなど)

毒を分泌し他の魚も死んでしまうんだ。

出した毒でハコフグ自身も死んでしまうこともあるんだって(+o+)

 

 

水族館でも、度々そんな事件が起きるそうだよ。

単独水槽でないとだめですねー(>_<)

 

 

体は骨板でできた箱に覆われていて、これが名前の由来なのかな。

それぞれのウロコがくっつきあって硬い骨盤で覆われているんだよ。

この骨盤でできた箱は、敵から身を守るためにあるんだよ。

 

 

寿命5年前後なんだって。

痩せてる個体は避ける(お腹や背をよく見てね)活発に泳いでる個体や顔を近づ

けると寄ってくる個体いいんだって(^^)/

フグは全般的に痩せてる個体はダメですよ(魚は一番最初に頭が痩せてくるよ)

 

 

水温や水質に変化が起こると体調が崩れやすくなります。

年間を通して同じ水温にすることは海水魚飼育の基本中の基本なんだ。

安定した環境にしてあげようね(^^)/

 

 

 

                  第18回目  ハコフグ 完