第48回目 タラバガニ
タラバガニは、ヤドカリの一種なんだよ(^^)/
十脚甲殻類のうち、しっぽの短いのがカニ、長いのがエビで、その
中間がヤドカリという分類だよ。
カニの足は5対10本だけど、タラバガニは一番下の足が小さくて、
メスの腹部が右に捻じれていて、ヤドカリと共通する特徴があるから
外見的にはカニに近いけど、生物学的には他のカニと区別してヤドカ
リに分類されているんだよ。
タラバガニが「蟹じゃない」といっても、あくまで生物学的な分類で
、食べれば立派なカニ。
タラバガニは1本1本の足が太くて、胴体にも身がぎっしり詰まってい
ます。
ズワイガニ、毛ガニとかいるけど、一番タラバガニが好き!
ふっとい足をガブッと食らいついた時の幸せな瞬間がたまんない
(´▽`)
タラバガニを食べられるのは大晦日だけ だった子供時代。
今は大晦日にも食べられなくなった。低所得者なので・・・。
タラバガニの大きさは甲羅の幅25㎝ 脚を広げると大きいものでは
1m以上カニとしては大型、 全身が短い棘(とげ)でおおわれてい
るよ。
茹でると赤くなるけど、それは甲羅に含まれるアスタキサンチンが
変色するからなんだよ。
タラバガニは漢字で書くと「鱈場蟹」。
タラの漁場で採れることからこの名がついたとされいるんだよ。
タラバガニに天敵は存在しないと言われているんだけど、蟹を食す
日本人が敵と言えるのではないかな。
自分は、もう10年以上タラバガニは食していません。
第48回目 タラバガニ 完