第78回目  オナガドリ


西日本に住んでる方はあんまり見たことないかもな生き物 オナガドリ

 

オナガの名前は尾羽が長いことがその由来になっているよ。

西日本に住んでいる方は見たことがない人が多いみたい。

尾羽が長いからオナガ、とても分かりやすいネーミングだね!

オナガドリは長い尾羽ときれいな羽色からは想像できないけど、

カラスの仲間でとても学習能力が高くて、警戒心も強い鳥なんだ

って!

 

カラスは雑食で有名だけど、オナガドリも餌は雑食なんだよ。

昆虫や木のみ、果実などを主食にしていて、一部は貯蔵する

習性もあるそう。

ただ、カラスとは違って、生ごみなどのゴミを漁ることはな

いみたい。

オナガドリの寿命は長くて5年だけど、群全体が学習するこ

とで対策することを覚えたんだよ。

飼育下のオナガドリは、14年生きたものもいるんだって!

 

1970年代まではオナガドリは、本州全土と九州の一部で

確認された、ということになっているみたいだけど、198

0年代以降、西日本では繁殖が確認されていないみたいだよ。

西日本のオナガドリが姿を消した理由は、九州のオナガドリ

がカササギとの競争に敗れたという説から西日本もこれに当

たるのでは?と思われたみたい。

でも、西日本のカササギの数はそれほど多いわけではないみ

たいだよ。

そもそも関東地方を中心に生息して、飛び石的に九州に生息

しており、もともと西日本には生息していなかった、という

説もあるみたいだよ。

今のところ西日本からオナガドリが消えた理由は分かってい

ないみたい。

オナガドリの大きさは、全長34~39cmと数字だけ見る

と大きいような感じがするけど、このうち尾羽の長さが20

~23cmだから、頭と体の大きさはムクドリよりも少し大

きいくらいかな。

重さは70g前後で、ムクドリやヒヨドリよりもやや軽量。

オナガは雌雄同色なので、見た目で雌雄の判断をするのは

難しいよ。

でも、求愛行動には違いがあるから、繁殖期に見分けるこ

とができる可能性があるんだよ。

オナガドリが低く飛んでる次の日は、天気が悪いとか聞い

たことあるんだけど・・・? 聞いたことある人いますか!

実は今、低く飛んでるところ見ました、明日の天気は・・・。

西日本に住んでる方はあんまり見たことないかもな生き物 オナガドリ

 

            第78回目 オナガドリ  完

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