第94回目  ツクシ

春先は1日に1cmくらい伸びる生き物  ツクシ

 

春先に出る胞子茎(ホウシケイ)をツクシ(土筆、筆頭菜)とよ

ぶんだよ。

日本に生育するトクサ類では最も小柄なんだ。

ツクシは3月~4月頃 、スギナは5月~7月胞子茎(ツクシ)・葉

ツクシ・ツクシンボウ 芽。

平均的には1日に1cmくらい伸びるみたい。

よく見つかるのが、田んぼや畑、川の土手だよ。

植栽の間や、駐車場など、一見したところあまり湿っていない場

所でも見かけることもあるんだ。

胞子体が発芽するには、湿った環境が必要だけど、一度定着して

しまえば、それほど土壌の湿り気は関係ないのかもしれないね。

日当たりのいい、酸性土壌を好み、土壌があまり良くなくても育

つんだ。

スギナは、地上部がなくなっても地下茎が生きていて、次の春も

またそこからツクシを出すから、たくさんツクシが生えていると

ころは、翌年もたくさんのツクシが生えると考えられているよ。

 

 

 

ツクシは、食べることもできるんだけど、アク抜きが必要だよ。

佃煮とかにすると良いみたい(^^)/

 

 

春先は1日に1cmくらい伸びる生き物  ツクシ

 

                第94回目  ツクシ  完

 

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です