第42回目 タンポポ
コンクリートのすき間からも生えてくる強い花タンポポ
花の大きさは3~5cm
春になるとどこでも見かける花だね(^^)/
生命力が強くて、根が残っていれば茎を刈られても伸びてくるよ!
タンポポは根が長くて、50cm以上まで伸ばすこともあるんだ。
タンポポの花が咲く期間は約3日で、つぼみが朝開き、夕方には閉
じてしまうんだよ。
タンポポといえば、黄色い花と、白くふわふわとした綿毛姿も可愛
いよね(´▽`)
2週間ほどで白い綿毛姿が見られるよ(^^)/
子供のころ、綿毛が耳に入ると耳が聞こえなくなるって噂が流れて
綿毛が飛んでくると耳を隠したり、逃げたりしてたな(´▽`)
綿毛の部分は、風に乗って飛ばされやすいよう、羽に似た形をして
いて、雨の日になると濡れないように閉じてしまい、晴れるとまた
元通りになって飛んでいくんだよ。
綿毛の下にタネのようなものがついていて、これはタンポポの果実
で、この中にタネが入っているんだ。
つくられた果実は、離れた場所で繁殖するために飛んでいくんだよ。
タンポポは繁殖力が強くて、タネが落ちたところが土の上でなくて
も成長することがあるよ。
コンクリートの隙間から生えてる姿もよく見かけるよね。
ちなみに、タンポポの茎を折ると出てくる白い液は、細菌やカビの
侵入を防ぐし、傷口の修復をする作用があるらしい。
で、根を焙煎してタンポポをコーヒーとして、飲むこともできるとか
ノンカフェインで、健康や美容によいそうだよ。
タンポポって可愛い名前だけど、この名前の由来は、田んぼの道に生
えていることが多かったことから田菜と呼ばれていたものが、徐々に
たんという音に変わって、綿毛がほほける(ほつれる)という特徴か
らほほと組み合わさって、「タンポポ」に。
タンポポは英語では「Dandelion(ダンデライオン)」
名前の由来となったのは花ではなくて葉っぱのほうなんだよ(^^)/
ギザギザの葉っぱを、ライオンの歯並びに見立てた名前になってい
るそうだよ。
タンポポは、むかしむかし花を天ぷらにしたり、茎をきんぴらにし
て食べられていた、食用できる野草でもあるんだよ(^^)/
第42回目 タンポポ 完