第37回目 マンボウ
マンボウはフグの仲間で、大きいと全長3m以上、体重は2トンにもな
るだよ。
世界中の熱帯や温帯の海域に生息していて、日本近海でも漁獲されてい
るんだよ。
マンボウはよく海面に横たわって浮かび「お昼寝」しているんだよ。
これは、深海に潜って冷えた体を太陽の熱で温めているんだって(^^)/
マンボウは消化不良を起こしやすくて、それが原因で死亡することがめ
ずらしくないんだ。
そのため、1日2〜3回に分けて少しずつ食べさせたり、消化の悪い場
合にはエサに胃腸薬を混ぜたりもするんだって。
「魚の骨」や「エビの殻」が危険なのかな。
消化能力が弱いんだね。
海中ではクラゲなどを食べ、ある水族館ではイカとエビのすり身を与え
ているんだって。
魚をそのまま与えると骨が腸に刺さって死ぬことがあるんだよ。
マンボウは飼育がとてもに難しくて、国内の水族館などで最長飼育記録
を競っているんだって。
わからないことだらけのお魚なんだね。
マンボウは、小回りは苦手だけど、回転もちゃんとできるんだよ。
皮膚は弱くて、表面はザラザラしていて固いけど、人が強くさわると跡
がついてしまうんだよ。
傷が付きやすくて治りにくいから、そこから感染症になって死ぬ可能性
があるんだ。
だだ、他の魚と比べて極端に弱いということではないけどね。
マンボウは魚にはめずらしく「まぶた」があるんだよ。
水槽の中にいるマンボウからは、人が見えるんだって。
昔、サンシャイン水族館で会った時、目が合ったことあるよ!
|
伊豆で旅行に行った帰り、お食事処でイカだと思って食べてたものが、
👇こちらはマンボウの燻製
なんと!マンボウの湯引きで驚いたことがあった(+o+)
見た目はイカっぽくて、食感は少し柔らかいイカ
でも、あれ以来ご縁がない・・・。
茨城県の大洗水族館で会えるけど、お出かけするときは生存・展示の確
認をおすすめします。
第37回目 マンボウ 完