第26回目 マグロ
マグロは泳ぐことをやめると死んでしまうという話を聞いたことはないかな?
体の大きいマグロは常に大量の酸素が必要で、他の魚たちと違って自分でエラを
動かせないんだ。
なのでマグロはエラ呼吸ではなくて口を開けたまま泳ぐことで海水から酸素を取
り込んでいるんだよ。
泳ぐことをやめると酸素が不足して死んでしまうんだ。
なんと、眠っているときも泳ぎ続けているんだよ。(大変だね(*_*))
マグロの泳ぐ速度は大体時速7km程度で、他の魚と比べて特に早いということ
はないんだって。
マグロの王様ともいわれるクロマグロの場合、寿命は20年から30年以上と、
マグロ類の中では最も長生きします。
ちなみに、マグロの寿命はマグロの耳石を調べることで測定することがで
きるんだよ。
海で泳いでいるマグロは1匹、2匹という数え方するよね。
でも、これが漁港で水揚げされて魚市場に運び込まれると、一本、二本という呼
び名に変わってしまうんだよ。
マグロは解体された後もサイズによって呼び名が変わってしまうんだ。
マグロの頭と背骨を取り除いたものの半身の部分は丁と呼ばれるんだよ。
この丁の部分をいくつかに分割したものをころというんだ。
ころの場合、ひところ、ふたころって呼ばれるんだよ。
ころを長細い形に切ったものを冊(さく)といいます。
一口大に切ったものは切れと呼ばれて、一切れ、二切れというんだよ。
あー、お刺身食べたくなってきた、高級品だから(個人の見解)年一しか食べら
れないよ(>_<)
マグロは他の魚と比べてサイズが特別に大きいため、その処理の過程でどんどん
呼び名が変わっていくんだよ。
いつか役に立つことがあるかもしれないぞ(^^)/
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第26回目 マグロ 完