第3回目 コアラ
日本では飼育されている動物園も少なく、テレビや写真でしか見たことのない方も多いのではないでしょうか。
体長は65~82cm、体重は4kg~15kgで、平均寿命は13~18年。
以外に短いなって個人の感想。
生息地によって大きさや体格が異なり、雄のほうが短命です。はやり、コアラの世界もオスのほうが短命なのね・・・(-_-)
またストレスに非常に弱くて、人間に抱かれることすら強いストレスに。
コアラ抱っこして写真撮るってイメージあったけど(実際友達が写真撮ってた)もう、これ禁止にするべきだね!(オーストラリアでは、コアラの抱っこを禁止する条例を定めた州が増えてる)
ストレスが溜まると元々保有しているクラミジアという細菌の影響が強まって、失明や不妊、最悪の場合は命を落とすことさえあるんだって(>_<)
縄張り意識も強くて単独生活。
縄張りに他のコアラが入ってこようものなら歯を剥き出しにして噛みつき、引っ掻き、それでも駄目ならば抱き着いて蹴り、全力で侵入者を追い出すんだよ。
繁殖期には、雌をめぐっての雄同士、雌雄間でも激しい争いがあり、大人しい印象があるコアラの意外で暴力的な一面が!
コアラは、ユーカリのみを食べて生きることができる珍しい特徴を持っているけど、実はユーカリには強い毒性をもつ「青酸」が含まれています。
ただコアラは2メートルもの長い盲腸があって、そこに青酸を分解できる微生物がいるから、中毒にはならないんだよ。
でも、青酸の分解にはかなりのエネルギーが必要で、ユーカリから摂取できるカロリーも少ないから、コアラは体力温存のために1日に20時間前後もの睡眠をとる必要があるんだよ。
有袋類の仲間であるコアラのお腹には袋があって、1円玉くらいの大きさで生まれてくる赤ちゃんを袋の中で育てます。
コアラの赤ちゃんは、離乳食として母親の体内で半分消化された柔らかい糞を食べます。母親の糞には、ユーカリの中の青酸を分解する微生物が含まれていて、赤ちゃんは糞を食べることで微生物を体内に取り込み、ユーカリを消化できるようになるんだよ。
生後6ヶ月頃まで母親の袋の中で過ごして、最初の5ヶ月は母乳を飲んで、外に出る1ヶ月前から母親の糞を食べて青酸への耐性をつけるんだ。
袋から出た後もしばらくは母親の縄張り内で暮らして、生後1年~3年で巣立っていくよ。
飼育費用がとてもかかる動物として有名なコアラ。とにかく餌代がかかり、その額は1匹につき年間1000万を超えるといわれているよ。
費用の関係で飼育が難しいんだね、日本でコアラが見れる動物園ってあんまり思い浮かばないな・・・。
関東の方だったら、埼玉県東松山市にある、こども動物自然公園にコアラいるよね(^^)/ まだ行ったことないんだけどね(^-^;
コアラはあんまり鳴き声を出さないみたいだけど、鳴くときは警戒しているときが多いんだ。プギーって鳴くんだって!
威嚇の時は、最初プギーだけど、ギギーになってしかも、コアラには似つかわしくないような、とてつもなく怖い声で鳴くんだって。
その光景を動物園で見るのはなかなか難しそうだね!
威嚇して逃げないと鋭い爪で攻撃して、いなくなるまでやり続けるんだって(‘Д’)私の場合、プギーの段階で逃げますよ(´▽`)
ということで、コアラの話はここまで(^^)/
第3回目 コアラ 完