日に向かって回る生き物  ひまわり

第75回目  ひまわり

日に向かって回る生き物  ひまわり

 

夏のお花の代表といえば「ひまわり」だね!

真夏の太陽に向かって咲いている姿は、まさに太陽のよう。

世界各国でも太陽にちなむ名前で呼ばれているよ。

ひまわりって日に向かって回るから「日回り」って名前がつい

たそうなんだけど、実は、成長期の一時期だけに限って回るん

だって。

大きく成長して、蕾がついて花が咲く頃になると回らなくなる

んだよ。

花の咲く季節は7~8月だよ(^^)/

ひまわりの特徴、一般的には2mから3m以上にまで生長して、

黄色い巨大な花をつけることが知られているよね。

最近は「ミニヒマワリ」と呼ばれる小さい品種が生まれたんだ

って。

以前は地植えが一般的だったけど、鉢植えやプランターで栽培

されることが多くなっているんだよ。

ひまわりの花の色は、明るい黄色が一般的だけど、実は赤、オ

レンジ、白、茶色、紫と、意外と種類豊富なんだよ。

背が高くて、大きい花をつける植物というイメージが強いひま

わりだけど、実際は花色や咲き方、大きさなど、品種によって

いろいろと異なる特徴をもつ植物なんだ。

1つの株から、いろいろな形の花が咲くんだよ。

花粉も出ないから、切り花向きの花だね(^^)/

種の殻に白黒の縞模様が入っている品種は、種から花を育てて

を収穫して、茹でたり、炒めたりして食べることもできるよ。

 

日に向かって回る生き物  ひまわり

              

              第75回目  ひまわり  完

 

 

夜中までギャーギャー鳴く生き物 ムクドリ

第74回目  ムクドリ

夜中までギャーギャー鳴く生き物 ムクドリ

 

ムクドリ大きさは24cmほどで、ヒヨドリと間違われること

もあるけど、ヒヨドリよりもやや小さくて、スズメとハトの中

間くらいの大きさなんだよ。

白黒模様の頭に、羽毛はこげ茶色で、口ばしと脚が黄色いのが

特徴。

ほっぺは白い模様が付いていて、可愛らしいんだよ!

ムクドリは日本国内ではほぼ全域に分布する留鳥。

渡り鳥ではないから、冬には北部にいるムクドリは南部へ移動

する群れもいるけど、低地の山地や平野にかけて広く生息。

現在は都市部などの人家や田畑などでも多く見かけるよね。

「ギャーギャーうるさい!」と感じてしまうような鳴き声で

「うるさい鳥」と言われているよ。

昨日なんて、夜中までギャーギャー鳴いててなかなか眠れな

ったんだよね・・・😢

街路樹や電線に集まるムクドリが原因で帰り道変えたよ!

だって、上から糞尿が落ちてくるから(>_<)

騒音や糞尿被害で悩まされて、引越しを考えるほどの方もい

るみたいだよ。

主の近所は、ムクドリが集まりにくいように対策として樹木の

伐採とか音を使っているよ。

なんであんなに一斉に鳴き続けているの?

その理由はコミュニケーションのひとつだったり安全確認のた

め敵から群れを守るためとも言われているんだよ。

何千羽にもなったムクドリが空を飛んでるのを見たことあるけ

ど、真っ黒なでかい塊にしか見えなくて不気味だったよ(+o+)

主の住んでるところは、11月の中旬くらいまではムクドリたく

さん見かけるよ!

 

夜中までギャーギャー鳴く生き物 ムクドリ

        第74回目  ムクドリ  完

約2年間かけて子孫を残す準備をする生き物  ラフレシア

第73回目  ラフレシア


約2年間かけて子孫を残す準備をする生き物  ラフレシア

 

肉厚で90cm程に達する巨大な花をつけることで知られた植物。

花びらは特徴的な質感で、踏みつけると発泡スチロールのよう

にパリパリと割れるそうだよ。

巨大な花や、独特な臭い、血のような真っ赤な花びらに白い斑点

がついた色合いから、気味の悪い花とされることも。

 

ラフレシアは見た目もさることながら、その生態も少し変わって

いるんだよ。

通常の植物の基本的なパーツの葉・根・茎がラフレシアにはない

んだ。

木の根元などにポツンと花だけが咲いているんだよ。

ラフレシアは植物だけど、自ら光合成を行うことができないんだ。

根が無いから、土から栄養を吸収することもできず、光合成もで

きないんだよ。

 

ラフレシアはどうやって栄養を補給しているんだろう?

なんと、ラフレシアはブドウ科の植物の根などに寄生して、他

の植物が作り出した栄養を奪う全寄生植物なんだよ。

寄主の細胞内に入り込んだラフレシアの微細な糸状の細胞列は、

寄主が光合成などで作り出した栄養を奪いながら花を咲かせる

んだ。

ラフレシアは、人食い植物ではありませんが、植物食い植物だ

ということなんだね。

ラフレシアの花を見れたら奇跡的といわれているんだ。

ラフレシアの寿命は約2年と言われていて、2年もの間ずっと花

を咲かせているわけではないんだよ。

他の植物の細胞に入り込んだラフレシアは、約2年間かけて子孫

を残す準備をして、準備が整うと90cmにもなる巨大な花を咲か

せるけど、この花は約2~5日で枯れてしまうんだ。

つまり、ラフレシアの花を見るには開花した3日間しかチャンス

がないんだよ。

巨大な花だから見つけるのは簡単な気もするけど、実際にラフレ

シアの花を見つけることはとても困難だと言われているよ。

 

        第73回目  ラフレシア  完

水の上を歩いたり、飛ぶことも!できる生き物  アメンボ

第72回目  アメンボ


水の上を歩いたり、飛ぶことも!できる生き物  アメンボ

 

田んぼや水たまりなどでよく見かけるアメンボ。

活動期間は春先から秋にかけて。

孵化してから1ヶ月ほどで交尾ができるようなって、産卵を終

えると寿命を迎えるんだよ。

※水中で産卵するよ。

 

肉食性で、水面に落ちてきたアリやハエなどの小さい昆虫が主

なエサだよ。

 

足の先にある特殊な毛で水面の振動を感知すると、素早く獲物

を捕獲するんだ。

針のように尖った口を突き刺して体液を吸うんだよ。

足の裏に細かい毛が生えていて、そこにしみ出す体内で作られ

た油のおかげで、濡れずに浮いて進めるのだそう。

 

アメンボという名前はアメのような、甘い香りがすることから

アメの棒、アメンボになったそうだよ。

アメンボって何の仲間かというと、実はカメムシ目アメンボ科に

分類されるムシで、カメムシの仲間なんだよ。

カメムシの仲間であるアメンボにはハネがあって飛ぶんだよ!

しかも、地面を歩いたりもできるらしいよ。

水の上を歩いたり、飛ぶことも!できる生き物  アメンボ

水たまりが乾くと水場を探して、飛ぶんだよ!。

アメンボは他の昆虫類同様に足が6本あるんだよ。

そのうち4本は長くて、体より大きく広がり体を支えているん

だ。

前足の2本は、獲物を捕まえるために短めなんだよ。

体重は約30mgで、1円の1/3の重さなんだよ。

 

 

アメンボは、沈まないようにできている足で水の中にも、もぐ

れます。

もぐるのかなり大変そうだよね!

 

          第72回目  アメンボ  完

哺乳類だけど海で生息する生き物  シャチ

第71回目  シャチ

哺乳類だけど海で生息する生き物  シャチ

 

シャチはクジラやイルカの仲間で、哺乳類だけど海に生息

する生き物だよ。

オスの体長は6~7m、体重3.5~5.5トン、メスの体長は5~6m

体重が1.5~3.5トンの大型生物だよ。

白と黒の体色が特徴的、その模様は個体により異なるんだ。

 

シャチはメスを中心に数頭から数十頭のポッドと呼ばれる群を

つくって海を回遊しているよ。

寿命は60~70歳ぐらいで、人間と同じくメスのほうが長生きす

るそう。

 

知能が高くて、復讐心などもあるといわれているんだ。

超音波を使って仲間とコミュニケーションを図ったり、障害物

を回避したりすることもできるんだよ。

シャチは大きな体をもっているけど、水族館のパフォーマンス

で見られるようにジャンプ力があって、時速60~70kmで泳ぐ

ことができて、エサを求めて1日に100kmも移動することが知

られているんだ。

仲間のチームワークで敵を奇襲したり挟み撃ちにしたりして狩

りをするんだよ。

さらに持久力もあって、群れで狩りをする時は、先頭集団が疲

れたら第2集団が前へ出る、第2集団が疲れたら第3集団が前へ

出る、というかたちで進んでいくんだ。

そうすることで速度を落とさず、余計なエネルギーを使うこと

なく獲物を追い詰めることができるんだよ。

ジャンプ力もとても高くて、海面から4m以上も跳ね上がる姿が

確認されているよ。

巨大な体からはまるで想像できない俊敏性をもっているんだ。

人間を襲ったという報告はほとんどなくて、稀にサーファーが襲

われたという報告があるけど、これは捕食するためではなてく、

足ヒレなどにじゃれついたものとみられているんだよ。

シャチはとても賢い生き物で、水族館ではシャチショーなども開

催されているよね。

日本でシャチに会える水族館:鴨川シーワールド(千葉県)へ、

ぜひ会いにいってみてね!

          

           第71回目  シャチ  完